18歳未満の未成年者がLINEを出会い系代わりに利用する問題

以前から出会い系としての利用が可能であるとして問題視されているLINEを悪用して中学生が美人局事件を起こしたことが問題視されています。

日本生まれの大人気アプリ「LINE(ライン)」。通話やメールが無料で楽しめるというものだが、これがネットで「ネットのナンパツール」「最強の出会い系マシン」などともてはやされていて、最近では中学生が「LINE」を利用して男性を呼び出し、「美人局」の手口で現金を脅し取るという事件が起こった。

引用元:J-CASTニュース
「LINE」を利用し中学生が「美人局」事件起こす 「最強の出会い系マシン」に有効な対策はあるのか』(2013年4月9日)

サービス提供開始時から出会い系サイト代わりに利用することが可能であるとして問題となっていた『LINE』は今年の年頭に健全化のためのシステムを変更したばかりでした。

それにも関わらずまた、18歳未満の未成年者による出会い系としての利用をきっかけに事件が起きたことは大きな問題であると言わざるを得ません。本人確認を要するシステム変更が十分に機能していないということです。

LINEのIDを利用する出会い掲示板などの関連サービスもある以上、利用者の特に年齢に関する確認は今以上に厳格に行わなければならないと言わざるを得ないでしょう。

未成年者がネットの出会いサービスを利用して援助交際などの犯罪に走るケースは随分以前から問題となってきました。それを改善するために施行されたのが出会い系サイト規制法であったわけですが、それにより年齢確認が必要となった出会い系サイトを利用できなくなった未成年者が次に出会い系代わりに利用し始めたのがmixiやGREEなどのSNSでした。これも、はじめから出会い系として利用できるということが分かっていながらも半ば黙認されていたという経緯があります。

ですが、出会い系サイトにおける場合と同じように、援助交際問題などが発生したことから各社厳しく出会い目的での利用を制限するに至っています。

こうした経緯から、未成年者が出会い系代わりに利用できるということを十分に想定できたにも関わらず、未だ対策が徹底されていないというのはLINEの運営・管理責任が厳しく追及されても仕方のないことのように思います。

同じことはFC2が提供を開始したアプリ『FC2 Talk』についても言えます。

これだけの社会問題になっていながら、未成年者が出会い系代わりに利用できる仕組みを用意したサービスを提供するという行為は反社会的と言わざるを得ないのではないでしょうか?

こうしたサービスは次から次に登場することが想定されますので、行政による規制なども検討されてしかるべきだと言えるでしょう。