中高年の出会い系利用と被害

岡山県の70代の男性が合計で450万円以上もだまし取られるというサクラ被害に遭いました。海外に拠点を置いている出会い系とのことで悪質サイトである可能性が非常に高いと見られます。

岡山市内の70代の男性が昨年、出会い系サイトを利用して約450万円をだまし取られる被害に遭っていたことが29日、弁護士への取材で分かった。サイト運営会社の大半は実体がない海外ペーパー会社。実際の管理は国内で行っているとみられ、責任の追及を逃れようとする悪質なサイトが急増しているという。…

MSN産経ニュース 「出会い系サイトで450万円被害 岡山の70代男性」(2012年03月30日)

悪質出会い系サイトに騙されないために

この被害に遭った男性は、合計で14もの出会い系サイトを利用していたようです。これは推測にすぎませんが、おそらくは送られてきたメールから登録したところ、同時に複数の出会い系へと登録されたものと思われます。通常、そうしたことが起きた場合は怪しいと思って無視するなり深入りしないようにするところですが、70代という年齢を考えるとITリテラシーが若い世代に比べ低かった可能性があることと、相手がサクラかどうかに関わらず人の好さが裏目に出てしまったものと思われます。

近年では、携帯の普及が高齢者へも進んでおり、出会い系サイトに慣れていない世代がこうしたサクラ被害に遭うケースが非常に多くなってきています。そうした被害の特徴は、その被害が若い世代に比べて大きくなりやすいということです。実際に出会い系を使っていてもなかなか自身が被害に遭っているということに気づきにくいという面があるようですので、しっかりとした予備知識を身につけた上で出会い系を利用しなければいけません。

それと共に、一度に多数の出会い系サイトを利用しないということが肝心です。世代を問わず、被害に遭ってしまう人の多くがこのように同時に複数の出会い系を使っています。同時登録された場合には、それらのサイトすべてが悪質出会い系である可能性が高いので被害を最小限に抑えるためにも一度に利用するサイトは一つというのが原則です。

まとめ

  • 高齢者への携帯の普及により悪質出会い系の被害に遭う人が増加している
  • 出会い系を使う際は一度に一つのサイトに絞る
  • 知らない連絡先から送られてきたメールから出会い系登録しない(メールは無視して削除する)