中高年女性をターゲットにした料金搾取被害

毎日新聞より、副収入や在宅ワークといったキーワードで女性を巧みに出会い系へ誘導し、そこで料金を搾取するという手口に遭う中高年女性が増えているということです。

「出会い系サイト」で高額な利用料を請求される被害が中高年の女性を中心に広がっている。仕事紹介のウェブサイトから知らぬ間に出会い系サイトに誘導され、メールのやり取りをするうちに多額の支払いをさせられるトラブルがほとんどだ。10年度の被害額は前年度比で1・8倍の約33億9000万円。国民生活センターが注意を呼びかけている。…

毎日新聞 「出会い系サイト:高額請求、仕事探す中高年女性に被害」(2012年02月10日)

記事要約

副収入を得たいと考えている中高年の主婦をターゲットに、簡単なメール交換やメールを通じて男性の悩み相談を受けるだけで金銭が得られるという誘い文句で出会い系へと巧みに誘導し、そこでポイントを購入・消費させるという手口によって被害に遭う女性が増えてきている。

解説

若く、恋人募集中の女性が遭う出会い系の被害に多いのがサクラ被害であるとすれば、中高年の女性や主婦が遭う被害に多いのがこうした副収入や在宅ワークをエサに誘導するパターンです。不況により、誰もがお金を必要としている時代背景を反映している事例です。

また、中高年女性は一般的に、携帯操作やインターネットそのものへの深い理解が十分ではないことが多いため、この記事でも挙げられている具体例のように、『文字化け解消費用』と称してポイント購入を迫られても疑いを持つ人が少ないという事情も被害を拡大させている要因のひとつでしょう。

被害に遭わないためのポイント

  • ネットで簡単に副収入を得る手立ては基本的にないと考えること
  • メール交換などの簡単な作業で収入が得られることなどないということを認識する
  • 自分はインターネットや携帯の操作に十分に慣れていないということを知ること