LINE絡みの事件の要因はスマホの利用にあるわけではない

LINE絡みで起きる事件の要因は、スマートフォンの安易な利用にあるとする記事がYOMIURI ONLINE(読売新聞)にありましたが、事件の要因はやはりあくまでLINE側にあるのではないかという解説記事です。

連絡手段が時代によって変わっているだけで、事件そのものには大きな変化はないのだ。LINEが爆発的にユーザーを増やしているために、「LINEきっかけ」「LINEで知り合った」とされる事件が大きく報道されているが、LINEだけが原因ではないということは頭に入れておきたい

引用元:YOMIURI ONLINE(読売新聞)
LINEがきっかけの事件多発…原因はスマホ利用に?』(2013年4月19日)

この記事では、LINEが安全であり問題なのは利用者や保護者の教育などにあるのではないかと提起されていますが、これは明らかなミスリードです。

というのも、LINEは電話番号さえ入手できれば誰でも自由に使えてしまうためです。そして、友だち募集掲示板へのIDの投稿も画像を用いればLINEの監視を掻い潜ることができるためです。

つまり、問題はやはりそういった抜け道があるシステムを提供し未成年者が自由に出会えるような環境を提供していしまっているLINE側にあるということなのです。この記事は、LINEを擁護する立場から書かれていますが正確な事実を伏せて論点を別の部分にすり替えているという意味では注意しなければならないタイプの記事と言えるでしょう。

大手マスコミであっても企業からの依頼でスポンサー料と引き換えに擁護記事を書くことは十分にあり得ることです。

ですから、こういった記事に触れた場合にはどういう意図から、背景から書かれたものであるかを十分に精査した上で内容を受け止めるようにしなければいけません。