アパマンショップが婚活事業に参入

不動産の賃貸物件仲介事業で広く知られるアパマンショップが婚活事業に参入するというニュース。

背景には、少子高齢化がある。…中略…コンピューターでマッチングして理想に近い人と出会える場を提供したり、男性40人と女性40人程度の結活パーティーも開催したりしている。成婚がなった場合は、アパマンショップの物件に住んでもらうことを狙っている。将来的な需要喚起策として打ち出したものだが、利益よりも社会貢献を重要視している。

引用元:NetIB-NEWS(ネットアイビーニュース)
「婚活」に着手 ― アパマンショップHDが社会貢献事業(前)』(2013年2月4日)

婚活事業は、現在多くの企業が参入を検討しているビジネスです。これまでの出会い仲介事業は、出会い系サイトをはじめ匿名性の高さを売りに利用者数を伸ばしてきましたが、それがコミュニティの質の低下を招き時には犯罪の温床として利用されるという弊害も同時に生まれました。ところが、Facebookなどの実名制のネットコミュニティが普及するにつれて、ネット上での出会いについても実名制を採用するサービスが続々と誕生し始めています。

今回の、このアパマンショップによる婚活事業はそうした流れを受けて誕生したサービスとひとつと位置付けることができるでしょう。核となる事業の賃貸業務との相性なども考慮されているとは思いますが、それ以上に婚活がそれだけニーズのある、成長が見込める市場であるということも強く影響しているように思います。

今後もこうした、それぞれの企業の独自色を交えた婚活サービスや出会いサービスは多く提供されていくでしょう。かつては、馴染のなかった航空会社のマイルサービスとクレジットカードの相互ポイント交換などにも見られるように、自分のライフスタイルに合わせてクレジットカードを選ぶように、自分のライフスタイルに合わせて婚活サービスを選ぶ時代がやってくるかもしれません。

今回は、不動産賃貸のアパマンショップでしたが、たとえば分譲マンションの販売を専門に行う企業が30代以上限定の婚活サービスを提供するということもあるかもしれません。

今後も急速に伸びる婚活市場については注目したいところですね。