中高年に多い出会い系サイトの高額被害

70代の男性が悪質なサクラ出会い系サイトに4500万円を不正に騙し取られたというニュースです。

インターネットの「出会い系サイト」を舞台に昨年、福井県内の70代男性が約4500万円をだまし取られた。孤独な老々介護の果て、利殖を誘われて4カ月間、老後の蓄えをつぎ込み続けた。県内では近年“サクラ”を使ったとみられる詐欺的商法で、1千万円以上の高額被害に遭う例が続発している。県消費生活センターは「狙いは資産のある中高年。依存症的に深みにはまる人が多く、周囲が異常に気づかないと防げない」と危機感を強めている。

中略

「人生経験を若い人のために役立てたい気持ちに訴える『同情型』や、将来の生活への不安を狙う『利益誘引型』など、中高年向けに手口が変わっている。若者に比べ資産があり、被害額も大きくなる」という。

引用元:福井新聞
中高年に目立つ出会い系の高額被害 1千万円超被害、県内で続発』(2013年2月20日)

近年では、出会い系のサクラに対する知識が広くネット上に出回るようになってきました。
このことで、それまで出会い系サイトのサクラ被害に遭っていたコアなユーザー層である若い世代の人たちは被害に遭うことが随分と減ってきています。

そこで、サイト運営者らが目をつけたのが、若い世代に比べてインターネットリテラシーが低く、出会い系のサクラ詐欺事情に明るくない中高年の人たちだったのです。

その中でも、60歳以上の人は定年退職を過ぎて金銭的にも余裕のある人が多く、被害に遭った場合の損害額が非常に大きくなりやすいという面があるのが特徴です。

今回の福井県の事例でも、若年層においては出会い系の被害者が減少しているのに対して、反対に中高年の年齢層では被害が増加しているという統計が紹介されています。

中高年の人がこうした出会い系の被害に遭った場合に問題なのは、被害に遭ったかどうかすらも気づかない場合があるということです。

詐欺行為者は非常に言葉巧みに様々な手口で迫ってくるので十分すぎるほどに注意を払うようにしましょう。